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スイスが最もイノベーティブな国であり続ける、5つの理由

カロリーヌ・バウマン博士:「小さくても強い国のイノベーション力」シンポジウム・レポート

 世界で最もイノベーティブな国、スイス。小さくて美しいこの国は、なぜこんなにも強いのか。一橋大学イノベーション研究センターによるシンポジウム「小さくても強い国のイノベーション力」で、スイス大使館に勤めるカロリーヌ・バウマン博士がその理由を語った。

[公開日]

[講演者] カロリーヌ・バウマン [取材・構成] 宮本 裕人 [編] BizZine編集部

[タグ] デザイン思考 コミュニティ

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4年連続、「最もイノベーティブな国」

「グローバル・イノベーション・インデックス」でスイスは4年連続No.1図1:「グローバル・イノベーション・インデックス」でスイスは4年連続No.1
©Caroline Baumann, Head of Economic and Financial Affairs, Embassy of Switzerland

 アルプス山脈に位置する小さくて美しい国・スイスは、「世界で最もイノベーティブな国」と言えるだろう。世界知的所有権機構(WIPO)が各国のイノベーション力を評価する「グローバル・イノベーション・インデックス」で、この国は2011から2014年までの4年連続ナンバー1に輝いているのである。

 イノベーティブであることに、サイズは関係ない。国土の大きさは九州程度。人口は約800万人。むしろその小ささが、創造性を引き出しているのかもしれない。「小さくて天然資源もない国だからこそ、イノベーションが成功には欠かせないのです」。スイス大使館で経済・金融部長を務めるカロリーヌ・バウマン博士はそう語る。

 ヨーロッパの真ん中あるこの小国の、強さの秘密は何なのだろう。スイスをイノベーティブにしている理由は5つある、と彼女は言う。

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