「VR遠隔支援」は、360度カメラで撮影した映像を編集して研修用のVRコンテンツを作成し、VR空間で集合研修ができる他、工場などの現場に設置した360度カメラの映像をVRデバイスやタブレットへ伝送し、遠隔地からVR空間上で作業支援をすることが可能となる。これにより、技術者の不足が課題となっている製造業などにおいて、熟練技術者による技術の継承や、突発的な不具合が発生した際の遠隔地からの状況把握や作業指示などを効率的に行えるようになるという。
「VR遠隔支援」の主な活用用途
- 遠隔集合研修やトレーニング:360度カメラで撮影した映像を、アプリケーション上の簡単な操作で、研修用のVRコンテンツとして編集することができる。完成したVRコンテンツを共有することで、VR空間で複数人が集合し、研修やトレーニングを行うことができる。
- 遠隔作業支援:工場などの現場に設置した360度カメラの映像を、VRデバイスなどに伝送することが可能となる。これにより、現場で突発的な不具合が発生した場合も、オフィスなどの遠隔地から現場の状況を把握し、迅速かつ的確な指示を出すことができる。