この協定では、ソフトバンクのAIやIoT、5Gなど最先端のICTに関する知見を活用することで、「愛媛県デジタル総合戦略」をさらに推進していく。
協定の内容
- デジタル技術活用の推進に関すること
- 観光振興に関すること
- 学習支援の充実に関すること
- 働き方改革の連携に関すること
- その他、地域社会の活性化・県政サービス向上に関すること
「デジタル技術活用の推進」では、産学官コンソーシアムである「えひめAI・IoTコンソーシアム」を通じて県内産業の生産性向上や競争力強化に向けた支援を行い、5Gの実験環境の提供やデータ活用による販売促進施策などにより県内産業のDXへの取り組みを支援する。また、行政DXの推進のため、DX関連の専門的知識を持つソフトバンクの社員の愛媛県庁への派遣や、テクノロジーを活用した防災・減災機能の強化施策で協力していく。「観光振興」では、5Gなどを活用した実証実験による観光促進施策の検討や、訪日外国人向けのICT基盤の整備などを行う。「学習支援の充実」については、人型ロボット「Pepper」を活用した小中学校におけるプログラミング学習の支援を行う。その他、ICT活用によるスマート県庁の実現に向けた働き方改革の支援、地域社会の活性化、県政サービスの向上、さらには、県庁を訪れた人々に5Gによる最新のテクノロジーを体感できるような取り組みなどを進めていくという。