「水と生きる」をステークホルダーとの約束、「人と自然と響きあう」を使命としているサントリーグループは、2019年に社員一人ひとりが日々実践していくサントリーらしい考動のあり方「サントリーグループWay」を定め、その中の一つとして「人間性を尊重する」ことを掲げている。
2020年に続き2年目となる今年の「Suntory Group’s Global Action for Humanity」は、「Diversity, Equity&Inclusion(以下DEI)」をテーマに実施するという。
世界中のサントリー社員がDEIに関するセミナーへの参加やボランティア活動などに一斉に取り組むことで、DEIへの理解をより一層深めるとともに、グループの一体感を醸成する。また、この活動を通じて、国連WFP協会に寄付を行う。活動への参加数に応じて寄付額が決まる仕組みで、グループ全体で最大4万ドルの寄付を実施する予定だという。
また、誰もがサントリー社員としての自覚と誇りを持ち、自らの心を解き放ち自分らしくいきいきと働ける職場、仲間の個性や多様性を強みとして活かす組織の実現に向け、11月1日に「DEI Vision Statement」「戦略の柱」を制定している。
社員一人ひとりがDEIへの理解を深め、「人間性を尊重する」を改めて認識することで、あらゆる人が人間らしく心豊かに暮らせる社会づくりに貢献していくとしている。