本プログラムには、リコーの新卒入社2年次の社員(2020年4月入社)が参加し、宿泊地でのリモートワークに加え、富良野自然塾が企画した自然の中でのアクティビティや、地域住民とのワークショップを通じ、環境問題や地域の課題に関する理解を深めたという。また、コロナ禍で交流が難しかった同期入社メンバーとの関係構築にもつながったとしている。
リコーは、ワーケーションのトライアルを実施し、その結果をコロナ後のワーケーション制度や施策の企画に活かすという。また、中長期的には、この新しい働き方の実践を、リコーおよび顧客の働く歓びにつなげることを目指すとしている。さらに、新卒入社2年次の社員を対象にした研修プログラムと位置付け、環境問題や地域の課題に対する理解促進と、コロナ禍で交流の機会が少なかった同期入社メンバーの仲間意識醸成も目指すという。
富良野自然塾は、今回の共同実証実験の実施を事例として横展開を図り、富良野市の関係人口の創出につなげ、地域振興への貢献を目指すとしている。