このシステムは、RFIDリーダーと光センサーを組み合わせており、通過する車両に搭載されたRFIDタグの読み取りと、通過方向の識別を自動で行うことが可能なもの。車両の入出庫口などに導入することで、車両物流の現場で1台1台手作業で行われていたRFIDタグやバーコードの読み取りによる車両の情報収集と台数集計を自動化することが可能となるという。
またトッパン・フォームズは、RFIDリーダーと光センサーで取得した車両情報を解析処理する独自のアルゴリズムを構築。それにより、車両の形状や色、設置環境の明るさなどに影響されることなく、様々な車種が通過する現場でも導入が可能となる。
今後このシステムは、RFIDタグを搭載した完成車の管理を行うソリューションとして、トヨタ自動車の全国の物流拠点にも順次導入予定だとしている。