シャープは、大阪府枚方市において、中小企業のDX化や生産性向上を目的にクラウド型基幹業務システムを活用した「基幹業務システムシェアリング」実証プロジェクトを開始した。
同社は、本実証にあたって中小企業向けのクラウド型基幹業務システムを新たに開発。調達から製造、在庫・出荷管理、販売、会計までの一連のプロセスを、クラウドで統合管理。受注と部材調達、製造、出荷を紐づけて管理できるので、進捗状況に応じたアクションや顧客への納期回答などを迅速かつ的確に行うことが可能となるという。また、部材の入庫・商品の出荷、在庫などの会社の資産や収支状況を日次レベルで把握できるので、データ分析に基づいた経営判断や戦略の立案にも貢献するとしている。