SkyDriveは、2021年10月に実施した「空飛ぶクルマによるエアタクシー事業性調査」の報告と、2025年の大阪・関西万博時における「空飛ぶクルマ」の実装、および2026年以降の大阪での実装について計画の一部を発表した。
同社はこれまで、空飛ぶクルマの実現に向けた今後の取り組みの工程表となる「大阪版ロードマップ」の策定に向けて、「機体・運航サービス」「離着陸場」「管制・通信」「社会受容性」の4つに関し、大阪ラウンドテーブルにて議論と実証実験を実施してきたという。そして今回、この議論と実証実験を基に策定した「大阪版ロードマップ」が発表された。
大阪版ロードマップでは、以下の7つのアクションプランが掲げられている。
- 実証実験に向けた環境整備
- 離着陸場の整備
- 事業環境の整備
- 社会受容性の確保に向けた取り組みの推進
- 国との連携
- 府内外の自治体との連携
- 在阪・大阪RT Green / Orange Table参画事業者との連携
このロードマップに沿って、社会受容性の向上と技術検証を重ね、2025年の大阪・関西万博時における空飛ぶクルマのエアタクシー事業をスタートに、2026年以降の事業拡大につなげていくと述べている。