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丸井グループとツクルバ、賃貸マンションブランド「co-coono」をローンチ

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 丸井グループとツクルバは、ワークプレイス付きコミュニティ型リノベーション賃貸マンションブランド「co-coono(コクーノ)」をローンチし、1号拠点を2022年6月上北沢にオープンすることを発表した。

「co-coono」(コクーノ)について

 「co-coono」は、「一人暮らしの時間をあなたらしくする、住むことで自分らしいチャレンジができる賃貸住宅」というコンセプトのもと、おもにZ世代と呼ばれる若い世代をターゲットにした、ワークプレイス付きコミュニティ型リノベーション賃貸マンション。

 1Rなどのプライベート空間に加え、共用部にワークプレイスを併設しているため、入居するだけで、目的や気分に応じて使い分けることが可能な、プライベートな居住空間とワークスペースという環境を手にすることが可能だという。

 また、シェアードワークプレイス事業を展開するツクルバのコミュニティ運営ノウハウを活用して、入居者同士の緩やかなつながりを醸成することで、チャレンジに没頭するための一人の時間を大切にしながらも、仲間との出会いを通じて多くの刺激を受け、仲間とともに未来を紡げる、そのような場をめざすという。さらに、新築ではなくいま世の中にある物件をリノベーションすることで、環境への負担が少なく建設時のCO2排出量を大幅に削減。価値ある住まいをサステナブルに、次の世代へつないでいくと述べている。

取り組みの背景

 丸井グループは、2020年7月にツクルバとの資本業務提携契約を締結。その当初より、社会環境の大きな変化や不確実性に不安を抱えながら、さまざまな挑戦をしている将来世代の支援をしたいというのは、両社共通の想い。また、コロナ禍において在宅ワークの機会が増え、週末起業やパラレルワークなど、新しい挑戦を始める人も増加傾向にあるという。

 資本業務提携契約をきっかけに、2021年4月より新規事業創出と育成を目的とするインキュベーション会社「okos(オコス)」内に、共創事業を実現することを目的とした専任組織を設け、共創投資と新規事業投資を掛け合わせたイノベーションを進めている。「共創のプラットフォーム」の中で、両社の社員が、同じ目的を持ったプロジェクト型のチームとして一体となって取り組み、“新しい職住一体の形”の具現化を進めてきたと述べている。

 「co-coono」は、その具現化の第1弾として、両社が持つ強みやリソースをかけ合わせ、両社共通の価値観であるサステナビリティ、将来世代、個のエンパワーメントの実現をめざすもの。

取り組みの目的

 本ブランドは、丸井グループの家賃保証事業・不動産賃貸事業などと、ツクルバが運営する中古住宅の流通プラットフォーム「cowcamo(カウカモ)」を通じて深めた住領域への知見、シェアードワークプレイス「co-ba(コーバ)」の企画力や運営ノウハウをかけ合わせた共創プロジェクト。入居者は丸井グループが提供するサービスを通じて、連帯保証人不要で家賃保証を受けられるほか、初期費用一括支払いの負担を軽減できる。また、ツクルバがノウハウを持つ、既存躯体を活用したリノベーションにより、建築資材や建設時の燃料の抑制、解体工事や建築時に排出する廃棄物の大幅な削減につなげ、脱炭素社会の実現にも貢献。

 本事業の展開により、ツクルバでは「co-ba」事業および「cowcamo」事業とのシナジー効果の創出を、丸井グループでは、住領域によるエポスカードの継続的な利用、LTV(ライフタイムバリュー)の向上につなげる。

「co-coono」1号拠点について

「co-coono」1号拠点
「co-coono」1号拠点

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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