良品計画は、良品計画グループ統合報告書「MUJI REPORT 2021」(全82ページ)を発行し、ウェブサイト上に公開した。
本レポートは、「感じ良い暮らしと社会」の実現を目指す良品計画が、企業理念と使命に基づき中長期的な価値創造に向けた目標や経営方針、事業の状況などを紹介することでステークホルダーとの対話につなげることを目的としているという。100年後のより良い未来の実現に向けて、「第二創業」を掲げて再定義した企業理念や、2021年7月に公表した中期経営計画(2022 年 8月期~ 2024年8月期)の概要、サステナビリティ・ESGへの取り組みを中心に報告している。
MUJI REPORT2021の主な内容
イントロダクション
再定義した企業理念や40年間の歩み、良品計画の今を数字で説明する「数字で見る良品計画グループの今」などを通して、良品計画の概要を紹介している。
社長メッセージと中期経営計画
社長メッセージでは、企業理念の再定義に込めた思いから、良品計画の目指す方向性、および中期経営計画(2022年8月期~2024年8月期)の概要とその実現の鍵となる取り組みを説明している。
事業戦略
2030年を見据えたグローバル戦略をはじめ、2024年に向けて取り組む「基本商品群と調達・生産体制」「地域密着型の事業モデル」「組織風土改革」などについて課題認識を踏まえて重点取り組みを記載。
サステナビリティ
良品計画は、1980年の創業以来40年間変わらないESG視点にさらに磨きをかけ、ESGのトップランナーとなることを目指し、「商品」「事業活動」「土着化活動」それぞれにおけるESGを推進する取り組みを記載している。