ソフトバンクとコニカミノルタは、AIやIoTを活用した映像・画像解析領域における戦略的協業に合意し、ソフトバンクが2022年5月にサービス提供開始を予定しているAI映像解析プラットフォーム「STAION(スタイオン)」と、コニカミノルタの画像IoTプラットフォーム「FORXAI(フォーサイ)」を、2022年度上期から相互接続する予定だと発表した。
協業の内容
1.両社のプラットフォームの相互接続
「STAION」と「FORXAI」の相互接続により、法人顧客やパートナー企業は、それぞれのプラットフォームに対応したAIモデルや各種デバイスの中から、最適なものを組み合わせてシームレスに利用することが可能となる。
2.戦略的協業における注力分野
今回の協業では、まずはデジタル防災・スマートシティの分野に取り組むという。カメラやセンサーを活用して、河川の監視や災害発生時の避難所の混雑状況の可視化など、安心・安全の確保に役立つ防災ソリューションを開発し、2022年度中に自治体などへ提供して社会実装することを目指す。将来的には、物流や製造、建設、介護、医療、小売りなどの幅広い領域で、社会課題の解決に貢献するソリューションの開発と提供に取り組むとしている。