日立ハイテクは、ヘルスケア事業における新たな価値の創出を目指し、羽田エリア/天空橋駅直結の大規模複合施設「HANEDA INNOVATION CITY(以下、HICity)」に、装置研修、デモンストレーションに加え、顧客との協創およびショールーム機能による情報発信の場として、統合型ラボ「ヘルスケアイノベーションセンター東京」を創設する。なお、新拠点の開設は2022年10月の予定。
日立ハイテクは、これまで東京テクニカルセンタに設置していたラボ拠点を、交通アクセスの利便性が高く、先端医療センターや健康医療分野の施設・企業が多く集まるHICity内に移転することで、顧客やビジネスパートナーとのオープンイノベーション活動をスタートさせるという。
新拠点は、装置研修、デモンストレーション、ショールーム、共同研究、セミナー/ワークショップが開催できる環境を有し、利用する人が日立ハイテクの製品・技術だけでなく、医療や臨床検査全般に対する関心を深められる情報発信の場にしていくと述べている。
また、オンラインとオフラインの融合によるハイブリッド対応により、顧客やビジネスパートナーとの連携を強化し、新たな価値協創を推進。加えて、新たに設置するショールームでは、定期的なセミナー/ワークショップなどの開催を通して、過去から現在までの臨床検査装置の歩みをたどりながら、未来の検査室を展望するなど、新たな価値の創出に向けて取り組んでいくとしている。