東急不動産とアクセンチュアは、デジタルツインを活用した不動産事業の変革に向けたパートナーシップ契約を締結したと発表した。
パートナーシップ締結により、アクセンチュアが提供するCGI技術(Computer Generated Imagery:コンピュータが生成した画像・映像)を活用し、東急不動産が販売する分譲マンション「BRANZ(ブランズ)」のデジタルツインを制作。デジタルコンテンツを活用したCXの向上を図っていくとしている。
具体的には、今年度都内で販売予定のブランズ4物件において、デジタルコンテンツを活用した販売に取り組むという。住戸内からの景観の見え方、素材の質感に至るまでのリアルな表現に始まり、日影や計測シミュレーションなど、モデルルーム見学と遜色のない体験価値を提供するという。
両社は今後、同パートナーシップに基づき、各種シミュレーションやウォークスルー機能などCX向上に寄与するデジタルコンテンツやプラットフォームを整備。ブランズの販売にとどまらず、入居以降まで継続的な顧客接点も生み出し、住まいのライフサイクルを通じた新しい共創型の事業開発へ挑戦するとしている。