日本食に特化したクラウドファンディングは、国内はもとより世界でも初めてとなり、世界的な日本食ブームを追い風に、日本の良質でヘルシーな「こだわりの農水産品」を掘り下げて、海外に発信していくという。
また、サービスの推薦人である「アンバサダー」には、さまざまな農業支援活動で知られ、全国各地でファーマーズマーケット「青空市場」を主宰する俳優の永島敏行氏を迎える。
ラックでは、和食文化への関心の高まりとともに、急増する「本物を求める外国人」と、海外販路やマーケティングノウハウを持たない「本物を作りだす中小生産者」との間に大きな需給ギャップが生じており、そのため、双方の溝を埋める“懸け橋”となるサービスをめざすとしている。
「和食エクスプローラー」の利用手順は次のとおり。
- 全国の中小生産者(プロデューサー)が、会員登録後に自身のこだわりの農水産品を「プロジェクト」としてサイト上にアップ
- 海外の日本食に興味のある外国人(バッカー)が好みのプロジェクトを見つけて支援・購入
- プロジェクトごとに定められた募集期間後に、商品(リワード)をバッカーの下にお届け
β版開始時には、「プロジェクト」ラインナップには、「紀州みなべ産 南高梅干し(和歌山県)」「ごまくるみ味噌つゆ(長野県)」「小魚のふりかけ 旅行の友(広島県)」 「希少種“黒菌”自家製 乾燥きくらげ(茨城県)」 が登録されている。
このサービスでは、プロジェクト記事の英語翻訳、海外PR・集客、海外配送サポートなどをラックが担当する。また、会員登録やプロジェクト掲載において初期費用など一切なく、プロジェクト成功時にのみ成約手数料が発生するという。