電通グループの国内事業を統括・支援する電通ジャパンネットワーク(以下、DJN)のR&D組織「電通イノベーションイニシアティブ(以下、DII)」は、DJN傘下の3社と共同で、Web3領域における新しいビジネスの研究および実践を行うグループ横断組織「web3 club(ウェブスリークラブ)」を発足した。
web3 clubは、DIIとDJN傘下の3社が擁するビジネスデザイナー、クリエイター、コンテンツディレクター、データサイエンティスト、エンジニアなどの専門人材を強みとし、複雑に絡み合う要素を包括的に紐解くとともに、顧客企業やパートナー企業に伴走することで、Web3領域における事業成長を推進するという。
また、日本発のパブリックブロックチェーンである「Astar Network(アスターネットワーク)」を開発するStake Technologies(ステイクテクノロジーズ)のCEO 渡辺 創太氏らをアドバイザーに迎え、Astar Japan LabなどWeb3の調査・研究・知見の集約などを行う外部団体にも参画することで、web3 clubの取り組みを加速するとしている。
具体的な取り組みとしては、大きく次の4つの活動を推進すると述べている。
- NFT施策の企画と実行(および文化創造)
- Web3が作る新しい経済のデザイン
- NFT施策における関連モジュールの開発
- Web3領域の研究と健全な市場形成の推進
今後、web3 clubは、さまざまなビジネスパートナーとの共創に取り組んでいくという。