トランスコスモスは、国内外のオペレーション拠点を連携させた、グローバルなTrust & Safetyサービスの提供を開始。同サービスを提供するための専門拠点として、新たにインドネシアに「スマラン第二センター」を開設した。
Trust & Safetyサービスとは、不特定多数のユーザーによって投稿されたインターネット上のコンテンツ(書き込み・画像・動画)を監視するモニタリング業務(投稿監視)のこと。トランスコスモスの専門チームが有人による監視を行うことで、企業のコンテンツを健全・良好な状態に保ち、企業とユーザーの双方を保護するという。
提供サービスの概要は以下のとおり。
- コンテンツ/トラスト/セーフティ:ソーシャル、ゲーム、ライブストリーミング、マーケットプレイスのためのユーザー生成コンテンツモデレーションを対象に、有害なコンテンツを特定・削除し、安全で信頼性の高い体験を実現
- EC/ショッピングコンテンツ審査:ショッピングサイトにおけるコンテンツの存在の有無、不正な販売や購入者、販売商品情報の正確性を審査
- 広告審査:デジタル広告の表現の正確性、内容の精査、ユーザーの誤解を招く表現の削除を審査
- アカウント審査:なりすまし、フェイクアカウントの特定、削除を審査
- 提供言語:英語、インドネシア語
- 対象業界:ソーシャルネットワーク、コミュニティプラットフォーム、ライブビデオおよびオーディオストリーミングサービスなど
新たに開設されたスマラン第二センターは、約410席でサービス提供を開始し、将来的には約860席まで拡大する計画だという。日本国内で展開する33のオペレーション拠点と連携したTrust & Safetyサービスで、企業に信頼と安全を提供するとしている。