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パナソニックら、新会社「X PLACE」設立 ワークプレイスのデータ可視化により空間価値の創出へ

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 パナソニック エレクトリックワークス(以下、パナソニック)とMYCITYは、ワーカーのWell-Being実現を目指すため、共同出資会社「X PLACE(クロスプレイス)」を12月1日に設立する。

 X PLACEは、これまでMYCITYが進めてきたオフィスワーカーの状態可視化と、パナソニックの空間制御技術を融合させることで、ワーカーによる個別空間機器操作が可能に。また、ワーカーの位置情報分析による照明や空調などの自動制御を行うことで、ワーカーのWell-Being実現と省エネにも貢献する人起点のエネルギーマネジメント事業を実現するという。

事業内容の概要
[画像クリックで拡大表示]

 新会社の取り組み内容は以下のとおり。

  • 場所・空間・ワーカーのデータ可視化および分析コンサルティング:ワークプレイス内の座席や会議室の混雑状況、空間環境情報(温度・湿度・CO2濃度など)をリアルタイムで提供し、様々な課題を抽出。これにより、オフィスのレイアウト改善や面積最適化を組織状況に合わせて支援する。また、ワーカーの勤務状況や働いている場所を一元可視化し、組織メンバー間での情報共有化により働き方改革をサポートする
  • スマートフォンによる個別空間機器操作:ワーカーの位置情報をもとにした個別空間で、照明や空調など機能連携化された機器を操作
  • 照明や空調機器のアクティブ自動制御:ワーカーの位置情報をもとに個人の好みに応じた照明や空調などを自動制御。ビル設備と連携し快適性を保ちながら、無駄な電力消費を抑えた統合エネルギーマネジメントも実現

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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