東芝エネルギーシステムズと関西電力は、蓄電池劣化診断技術を活用した蓄電池事業での業務提携に向けて、検討を開始した。
東芝グループでは、蓄電池劣化に関して研究を続けており、様々な劣化診断技術を開発してきた。今回、業務提携に向けて、東芝エネルギーシステムズの蓄電池劣化診断技術の知見を、関西電力の蓄電池事業に取り入れ、アセットマネジメントの高度化や効率化を図るという。
また、蓄電池の保守運用サービスなどの創出や、車載用・定置用蓄電池のリユース事業の展開に貢献するとしている。
今後、両社で検討する蓄電池事業のサービスは、以下のとおり。
- 蓄電所(系統用蓄電池)のアセットマネジメントサービス
- データ活用による蓄電池保守運用サービス
- EV・EVバスなどの車載蓄電池メンテナンスサービス
- 劣化診断技術による寿命評価を用いたリユースなどのサービス
- 定置型蓄電池のメンテナンス・買替支援サービス