みずほ銀行は、アティジャリワファ銀行(以下、AWB)との間で、ESG/サステナビリティ分野に係る協働ならびにアジア・アフリカ回廊の拡大に向けた協働に関わる業務協力覚書を締結した。
AWBは、モロッコの民間金融機関で、北部・西部アフリカの仏語圏を中心とした14ヵ国に約5,500の支店、2万人超の従業員を有している。2019年8月には、両行の間で、モロッコに加え、AWBが子会社を通じて展開している西部・北部・中央アフリカにおける金融サービスの強化を目的として、業務協力覚書を締結した。
そして今回、ESG/サステナビリティ分野に関する協働を加えることで、近年、アフリカにおいて再生可能エネルギーやグリーン水素などに関連するプロジェクトに注目が高まる中、情報提供、ソーシング、ファイナンスなど、みずほ銀行の顧客に対する同分野のサービス体制の拡充を図るという。
また、金融機関としてのサステナビリティにおける課題についても、AWBと協働。アジアを代表する金融機関として、アジア・アフリカ回廊の発展に対し、金融面から貢献するとしている。