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ドコモら、幕張新都心エリアでMaaSアプリによる情報配信など回遊性向上に関する取り組みを開始

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 NTTドコモ(以下、ドコモ)、東日本旅客鉄道千葉支社(JR東日本千葉支社)、千葉市は、幕張新都心エリアにおいて、MaaS活用による地域住民および来訪者の回遊性向上に関する取り組みを、3月15日から5月31日まで実施する。

 同取り組みでは、専用アプリを通じて、個人の目的や趣味趣向に合わせた情報配信、住民や来訪者など個人の移動する目的に合った複数の交通手段を提供。これにより、街の回遊を楽しむ仕組みを実現することで、幕張新都心エリアの回遊性向上を通じた地域活性化を目指すという。

取り組みの概要
[画像クリックで拡大表示]

 ドコモはこれまで、交通手段と同エリアのスポット情報(店舗情報やイベント情報)を、住民中心にアプリで配信することで、回遊性向上の効果を検証してきた。

 3月18日には、JR京葉線の新習志野~海浜幕張駅間に幕張豊砂駅が開業し、来訪者が増えることが想定される。これを受け、幕張豊砂駅を含むモビリティ導線の拡充や、ユーザーごとにパーソナライズされたおすすめ情報を配信することにより、住民および来訪者に幕張の魅力を届け、快適に移動することを支援するという。

 具体的には、施設やイベント情報を拡充し、住民、来訪者といった様々な滞在理由や滞在履歴、来店履歴といった行動履歴をCPS基盤学習させることで、個人の趣味趣向やタイミング・時間など、行動に合わせたおすすめのコンテンツを配信できるようにするとしている。

 また、初めて幕張新都心エリアを訪れた人でも快適に移動できるように、同エリアの移動に便利な交通手段を確認し、連携する各交通事業者の外部アプリに遷移して、予約・利用できる機能を提供。経路検索機能においては、電車、路線バスの遅延情報が反映され、ユーザーは最新の運行情報をもとに予期せぬ待ち時間を回避した移動が可能になる。これらにより、外出頻度の増加や周遊性の拡大につながるかを検証していくという。

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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