大阪ガスと京都大学は、2050年カーボンニュートラルに向けたメタネーション技術などの基礎研究を行う産学連携共同研究の拠点として、産学共同研究部門「カーボンニュートラルに向けた先進共同研究部門」を、京都大学桂キャンパス内に設置する。
両者は、2021年度に締結したカーボンニュートラルに関する組織対応型の包括的な連携に関する契約のもと、様々な活動を進めており、同共同研究部門は、連携強化に向けた取り組みとして開設するもの。
2023年4月より5年間、SOEC・SOFCセルおよびセルスタックなどの耐久性・信頼性向上につなげるための基礎研究、カーボンニュートラルに関する探索的基礎研究を行うための同共同研究部門を設置するとともに、若手研究者育成につながる研究を推進するという。
同共同研究部門は、オープンイノベーション機構との連携の下、産官学連携本部に設置。メンバーは、特定教授などの教員3名でスタートし、京都大学人間・環境学研究科、工学研究科の教員と連携し、共同で研究を推進するとしている。