KDDIグループのauエネルギーホールディングスならびにauリニューアブルエナジーと京セラは4月3日、再生可能エネルギー発電事業を推進し脱炭素社会に貢献するため、資本業務提携を開始した。
同提携により、auエネルギーホールディングスが保有するauリニューアブルエナジーの株式の一部が京セラへ譲渡され、auリニューアブルエナジーは京セラの持分法適用会社となった。auリニューアブルエナジーと京セラは、以下の取り組みによりauリニューアブルエナジーの再生可能エネルギー発電事業を推進するという。
- 京セラによる再生可能エネルギー発電設備の設計・施工および保守運用
- auリニューアブルエナジーによる再生可能エネルギー発電設備の保有と発電量管理
なお、発電した電力は、KDDIの基地局・通信局舎・データセンターの施設などへ供給するとともに、昼間の余剰電力を大型の蓄電池に充電し、需給調整市場などへ売電していく予定だとしている。
KDDIグループと京セラは今後、同提携により、再生可能エネルギー分野での連携を強化し、社会課題の解決および両社の中長期的な企業価値向上を目指すという。