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東芝、東工大と共同で水素燃料電池の設計/制御最適化プラットフォームを運用開始

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 東芝エネルギーシステムズ(以下、東芝ESS)と東芝は、東京工業大学(以下、東工大)InfoSyEnergy研究/教育コンソーシアムおよびエネルギー・情報卓越教育院等と共同で、再生可能エネルギー由来の水素と廃プラスチック由来の水素とを混合して燃料電池に供給し、燃料電池の発電出力を電力として使うだけでなく、ビルの空調システムと協調し廃熱を有効活用する「100kW水素燃料電池-設計/制御最適化プラットフォーム」を開発。運用を開始した。

 このプラットフォームは、東工大環境エネルギーイノベーション棟(以下、EEI棟)のエネルギー管理システムに組み込まれ運用されるもの。このシステムは、東工大大岡山キャンパスのピークカット制御などを行うインテリジェントエネルギーシステム「Ene-Swallow」に接続され、燃料電池からの電力と廃熱がEEI棟およびキャンパス内に供給されるとともに、運用中に取得されるデータは顧客の利用状況に合わせた最適な燃料電池の運用に活用されるという。

 東芝ESSは、純水素燃料電池システム「H2RexTM」(定格出力100kW)をEEI棟屋上に設置。データベースに蓄積されるエネルギーデータを測定し、リアルタイムにエネルギー管理システムに送信するシステムを構築した。また、東芝は、EEI棟全体のエネルギー管理システムに「H2RexTM」から取得する電力や熱に関する詳細なデータを取り込み、電力や熱の利用状況に合わせた最適な燃料電池の運用方法を検討できるモデルを構築した。

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BizZine編集部(ビズジンヘンシュウブ)

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