大日本印刷(以下、DNP)とDNPコミュニケーションデザインは、毎日新聞社と、企業・団体などの年史や記念誌などの制作に共同で取り組むことについて基本合意した。その第1弾として、医療法人らに対して、コロナ禍の多様な課題にいかに対応したかといった知見などを後世に残す「コロナ記録集」制作の提案を、5月15日に開始したという。

コロナ記録集は3章構成で、毎日新聞社が全体を監修。第1章「世の中の動き編(総論)」として、コロナ禍の社会的な動向などを用意し、第2章「病院の記録編(各論)」と第3章「年表」は、フォーマット化した項目に沿って、各病院・医療法人などの情報をまとめていくパッケージプランとして提供するとしている。

DNPグループと毎日新聞社は今後、全国の病院や医療法人向けに、コロナ記録集を含めた年史・記念誌などの制作の提案を強化し、2024年度までに50法人での採用を目指すという。