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経営戦略としてのCVC

大企業がスタートアップへの投資で期待する「戦略シナジー」とは──既存事業と新規事業における14の狙い

第2回

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戦略シナジーを分類する

 戦略シナジーの中身は各社ユニークではありますが、内容をパターン化した分類は可能だと私は考えています。FIRST CVCが実施した「Japan CVC Survey 2022」では、企業が求める戦略シナジーの中身を細目にわけて調査しています。ここからは、そのデータも踏まえながら戦略シナジーの経営上の価値を整理してみましょう。

 戦略シナジーに求められる価値を大きく2つに分類すると、「主力事業の強化」を狙ったものと「新規事業の創出」を目指すものにわけられます。前者は、大企業がこれまでやってきた本業そのものをさらに強くするため、スタートアップの成長力を活用するという考え方です。後者は、成功した本業があるからこそ新領域に踏み出すことが難しくなるというイノベーターのジレンマの突破を目指すため、スタートアップの新しい発想を取り入れるものです。

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山田 一慶(やまだ かずよし)

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