2014年8月20日に起きた、広島市の大規模な豪雨災害で、広島市消防局はタブレットによる情報共有の必要性を実感したという。広島市消防局ではこれまで、災害時の連絡には携帯電話を利用し、通話による情報共有を行っていた。
しかし、2014年の豪雨災害は体験したことがない大規模な被害だったため、管理側も現場のイメージがわかず、状況が上手く伝わらないということがあった。また、豪雨のため、音が聞き取れないということもあり、そして同時多発する災害という課題もあった。
これらのことを踏まえ、事後の検証会議において“映像”で情報共有ができるタブレット端末の導入を決定した。
タブレット端末の導入に伴い検討されたのがコストとセキュリティだった。コストを抑えられることからMVNOの導入を検討するものの、セキュリティ面での心配があった。
そのような中、法人契約のノウハウがあり、セキュリティ対策だけでなく、ヘルプデスクの活用により人事異動があった際の引継ぎがスムーズにできおるという点が決め手になり、法人専用MVNO「Gleaner Mobile」が採用された。
「Gleaner Mobile」は、NTTドコモのLTEに対応したデータ通信サービスで、NTTドコモのサポートエリアでは下り最大150Mbps/上り最大50Mbpsの高速データ通信をご利用できる日本初の法人専用MVNOサービス。
高品質で低価格なだけでなく、専用ヘルプデスクが年間50社以上のスマートフォン・タブレットの導入を支援している専門コンシェルジュによってサポートされる。
セキュリティ対策として、法人がスマートデバイスを導入する際に必須となるMDMアプリ(セキュリティ対策アプリ)「MoDeM」が無料で提供される。