博報堂は、6月に新製品/サービスの普及戦略を企業のイノベーション推進人材とともにオープン・イノベーション・スタイルで構築する「ストラテジアソン」の提供を開始した。「X-bookJAM」は、この「ストラテジアソン」のスタイルを踏襲したオープン・イノベーション型プログラムになる。
このサービスは、サーキュレーションが提供する専門家ヒアリングサービス「X-book」の内容をアレンジし、オープン・イノベーションの考え方を取り入れたもの。
サーキュレーションの持つ約3,000人の元大手企業幹部や高スキルのシニア技術者、若手専門家のネットワークから各業界のエキスパート人材を選定し、新製品やサービスのローンチから普及戦略までを協働でプランニングする。
博報堂のブランディング専門組織「博報堂ブランドデザイン」とサーキュレーションは、以前よりシニアエキスパート、シニア・エグゼクティブや企業から独立した専門家などの人材の活用方について共同研究・実践を推進してきたという。
「X-book JAM」は、これまでの研究の成果・実践の成果として、今までにはないさまざまな人材とのコラボレーションによる「戦略のオープン・イノベーション」プログラムを提供するとしている。