東急、JR東日本スタートアップ、小田急電鉄、西武ホールディングスは、スタートアップ企業の技術や課題解決のアイディアを社会実装まで昇華させることを目的とした鉄道横断型社会実装コンソーシアム「JTOS(ジェイトス)」を9月21日に発足した。
同コンソーシアムは、スタートアップ企業を取り巻く社会実装に向けた様々な障壁を乗り越えるために、各社が有する駅や鉄道、不動産などの経営資源、グループ事業における情報資源を掛け合わせた実証実験フィールドを提供。スタートアップ企業とともに未来の当たり前を創造していくという。
2023年度に複数回の実証実験を予定しており、第1弾の共創スタートアップとして、生物多様性ビッグデータから自然環境保全に取り組むバイオームとネイチャーポジティブな社会の実現を目指す。次年度以降の展開も見据え、スタートアップ企業との共創を加速させていくとしている。