三井住友FGが実践する、ボトムアップでのイノベーションを支える仕組み
三井住友フィナンシャルグループの磯和啓雄氏は、同社が実践するデジタルを活用した新しいビジネス創出の取り組みについて語る。
磯和氏は、同グループがデジタルを用いた新規事業開発において重視する2つのことを紹介した。1つは「Beyond & Connect」というコンセプトの浸透。既存の枠組みを超え、多くの企業やサービスと連携し、新事業を創出しようという考え方だ。もう1つは、事業創出を支える社内の“仕組み”である。銀行の基幹事業というのは性質上、確実な遂行が求められる業態だ。そんなカルチャーの下、ボトムアップでビジネスが生み出されるには、それを後押しする仕組みが必要だという。