SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

おすすめの講座

オープンイノベーションとCVCの実践者

顧客の声を再解釈し、未来を描く“コマツ流御用聞き”──徹底した現場主義とオープンイノベーションの加速

【前編】株式会社 小松製作所(コマツ) CTO室 Program Director 冨樫良一氏

  • Facebook
  • X
  • Pocket

顧客の声を再解釈し、未来を描くのがコマツ流の「御用聞き」

中垣徹二郎
『企業進化を加速する「ポリネーター」の行動原則 スタートアップ×伝統企業』共著者 中垣徹二郎氏

中垣 :コマツは未来洞察的な構想に力を入れているのも特徴ですよね。以前、2001年に制作したブランドムービーを拝見したことがありますが、現在のスマートコンストラクションの情景を当時すでに描写していました。20年以上前の段階で、コマツは長期的なビジョンをイメージし、次世代に求められる技術や製品を構想していたわけですね。そうした組織文化の源泉は何だと思われますか。

冨樫:その要因も、やはり現場主義に帰着するのかなと。現場主義とは、言い換えると「顧客視点」ということでもあります。お客さまは常に現場にいらっしゃるので。ただ、お客さまの声はタイムスパンとしては直近のニーズなので、その声を起点にして長期的な未来を構想する工程が必要です。こうした一連のプロセスが行動規範として社内に定着しているのだと思います。

会員登録無料すると、続きをお読みいただけます

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
  • Pocket
オープンイノベーションとCVCの実践者連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

島袋 龍太(シマブクロ リュウタ)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • Facebook
  • X
  • Pocket

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング