りそな銀行は、三菱総合研究所(以下、MRI)と「大阪地域におけるデジタル地域通貨事業およびポイント事業」を共同展開する業務提携契約を締結した。
同事業では、MRIのデジタル地域通貨プラットフォーム「Region Ring」を活用し、大阪府下の自治体などが発行する地域通貨やポイント、商品券などの様々な機能を1つのアプリ上に集約して利用できるウォレットサービスを提供。自治体などの施策や各施策のコスト削減、個人一人ひとりの行動変容を後押しし、「地域経済の活性化」と「住みたいまちづくり」の実現を目指すという。
また、これまで各自治体は施策ごとに窓口を準備し、地域独自のコインやポイントなどを利用する加盟店を募ってきたが、同事業では事業横断で共用できるため、事業運用コストの削減が可能だとしている。
今後、同事業を後押しするため、りそなグループが有する個人・法人などの顧客基盤や地元経済界とのつながりといったネットワークを活用していくという。