ソフトバンクのグループ会社であるリアライズ・イノベーションズは、AIを活用したスリープテックを提供する韓国のスタートアップ企業のAsleepと、日本国内でのスリープテック領域で協業することに合意した。
リアライズ・イノベーションズは、国内の企業向けにAsleepが提供するソリューションを販売するとともに、Asleepの技術支援を受けてヘルスケア関連のソリューション開発などを実施。具体的には、Asleepの法人向けサービス「Sleeptrack Platform」とコンシューマー向けサービス「Sleep Routine」に連携するソリューションの開発を行い、顧客に提供していく予定だという。
Asleepは、スマホなどのマイクを通して収集した睡眠時の呼吸音・周辺音をベースに、睡眠解析に加えて睡眠段階の判定や無呼吸・低呼吸の疾患をリアルタイムで分析するソリューションを提供。たとえば、ヘルスケア関連のサービスを提供する企業がユーザーの睡眠を計測したり、健康経営を推進する企業が社員の健康状態の管理を行ったりする目的で睡眠解析ソリューションの活用を希望する場合などに、Asleepの技術を活用したソリューションを提供していく予定だとしている。