セイノーホールディングス(以下、セイノーHD)、千葉県君津市、エアロネクスト、テラ、KDDIスマートドローンは、ドローンを含む次世代高度技術の活用による地域共創に向けた連携協定を締結した。
閉校となった学校施設を活用し、地域の活性化を図ろうと利活用事業者を募集していた君津市において、テラは5月、旧君津市立松丘小学校にドローン総合フィールドである「コードベースキミツ」をオープン。KDDIスマートドローンと協力し、ドローンの国家資格免許の取得方法や、ドローンが活躍する各領域の専門知識を総合的に学べ、ドローン人材を育成するKDDIスマートドローンアカデミーをコードベースキミツ内に開設したという。
加えて、KDDIスマートドローンは、セイノーHD、エアロネクストと連携することで、君津市における物流分野での地域共創の推進を図っていくとのこと。同協定は、ドローン人材育成および新スマート物流の構築を加速させ、ドローンをはじめとする次世代高度技術を活用した活動を推進し、地域発展に資する施策の推進を目的に締結するものだとしている。取り組みの概要(予定)は以下のとおり。
- 君津市における商工業・農業・観光などの産業振興に関すること
- 君津市における防災および災害時の対応、インフラ設備点検に関すること
- 君津市の地域交通や物流が抱える課題の解決に関すること
- 君津市の人材育成およびドローン講習事業に向けた取り組みに関すること
- 前各号に掲げるもののほか、同協定の目的を達成するために必要なこと