SBIホールディングスは、サウジアラビアの総合エネルギー・化学企業であるAramcoと、業務提携の検討に向けた基本合意書を締結したと発表した。
サウジアラビアの国営企業であるAramcoは、持続可能性・デジタル・産業・製造・社会イノベーションという5つの領域において投資活動を行っており、企業に様々な支援を提供しているという。SBIグループとAramcoは、今回の基本合意に基づき、以下の項目で業務提携を検討していくとしている。
- デジタルアセット領域における協業および双方のデジタルアセット関連の投資ポートフォリオを活用した共同投資
- サウジアラビアでの事業拡大に関心を持つデジタルアセット領域の日系スタートアップ企業を発掘し、その進出や成長を支援
- 日本とサウジアラビア両国における工場の設立などの半導体領域への投資に関して、様々な具体的なプロジェクトの立上げ
なお、項目は上記に限らず、SBIグループとAramcoの合意により拡大する可能性もあるとのこと。両社は今後、相互の知見やリソースを活用し、半導体、デジタルアセットなどの先端技術領域における事業機会を検討するとともに日本およびサウジアラビア両国間の経済分野における協力に貢献していくという。