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社内発新規事業や飛び地への進出の難しさ──サントリーとTISの新規事業責任者が実践から掴んだポイント

01Booster Conference 2023 レポート

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本来、事業開発は「やり続けなきゃいけないもの」であるはず

川崎:私が入社した1983年当時のサントリーはウィスキーの売上が絶頂期で、「SUNTORY OLD(サントリー オールド)」は単品では世界で最も売れていたウィスキーでした。しかし、そこをピークにその後10年以上もウィスキーの市場は縮小していき、長期低迷時代が続いたのです。ジャパニーズウィスキー全盛の今では信じられませんが。

サントリーホールディングス株式会社 未来事業開発部・シニアアドバイザー 川崎益功氏
サントリーホールディングス株式会社 未来事業開発部・シニアアドバイザー
川崎益功氏

 そんな状況でしたから、社内の危機感も強く、会社は本業に集中して再成長を期すという、いわゆる「選択と集中」の時代でした。そんな時にウエルネス事業を立ち上げましたから、周囲や上層部からは相当不安な目で見られていたのではないかと。当時を振り返ってみて、よくあの時に立ち上げを許してもらえたなと思います。そこはトップの懐の深さですね。まさに「やってみなはれ」です。経営としては単にシュリンクさせるのではなく、新たなチャレンジの種まきをしっかりしていたことが、その後花開いたということでしょうね。

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名須川 楓太(Biz/Zine編集部)(ナスカワ フウタ)

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