栗田工業は、同社100%出資の海外連結子会社である韓国における水処理装置の製造・販売およびメンテナンス・サービスを主な事業とする韓水テクニカルサービス(HTS)と、同水処理薬品の製造・販売を主な事業とする韓水の2社を4月1日付で合併するとともに、合併後の新会社の商号を栗田韓水とすることを決定した。
2社の合併により、両社が培ってきた技術や現場接点で蓄積してきた知見を集約・融合することで、韓国における顧客のニーズや課題に応えるソリューションを展開する基盤を強化。特に、電子産業に対するサービスなどの提案・提供力の強化を図るとともに、多様な産業に対するCSVビジネスをはじめとした社会との共通価値を創造するソリューションの創出・提供を加速していくという。
同社グループは今後、CSVビジネスをはじめとした水処理に関するソリューションの創出・提供を通じ、節水、GHG排出削減、および廃棄物の資源化・資源投入量の削減に貢献するとしている。