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AuthenticAI、AI導入による企業変革を試算する「AI Simulation 2030」を開始

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 AuthenticAIは2026年1月29日、自社の生成AIプラットフォーム「Maison AI」にて、AI導入によって企業組織や財務がどのように変化するかを検証するR&Dプロジェクト「AI Simulation 2030」を開始したと発表した。本プロジェクトでは仮想の企業「2030」を設計し、AI化による事業運営・財務インパクト・成長投資、ならびに顧客企業へのロードマップ策定手法をシミュレーションする。

 プロジェクトの背景として、現在多くの企業で生成AIの一部導入が進むが、全社的な変革やROIの定量的な検証には至らず、複雑な既存システムや組織文化の壁が障害となっている現状がある。AuthenticAIは、現実の制約を排した理想モデルとして「株式会社2030」をAI上で再構築し、2030年時点の先進企業像をシミュレーションすることで、AIと人材が最適に協働する姿や各種経営指標の変化を可視化する。

 「AI Simulation 2030」では、以下3点を核として検証が行われる。
1つ目は、従業員440名とAI社員200名からなる仮想企業の18部署に、企画・人事・財務・営業など業務別のカスタムAIエージェントを計200体組み込み、AI同士の自律連携も含めプロセスを再現する。これにより「人間がどの業務に集中するべきか」を定義する。

 2つ目は、業務効率化のみならず、AI導入後のB/SやP/Lなどの財務インパクトや、余剰リソースをどの成長領域へ再投資すべきかをシミュレーションし、経営判断の質を定量的に高めることを狙う。

 3つ目として、この知見を導入企業支援へ応用し、各社データを当てはめることでAI導入ロードマップ作成、適用部署や適正AI化比率、段階的な移行プランなど中長期的な戦略策定に資するサービス提供を予定する。

 また本プロジェクトは、2026年3月までに「2030年に向けたAI技術適用のシミュレーション」フェーズ4の完了を目指す。得られた成果や技術は、今後のMaison AIユーザー企業への新規事業開発・管理変革など広範なAI活用ロードマップ策定支援に生かされる。

 Maison AIはファッション、インテリアなどクリエイティブ領域を中心に展開し、GPT-5やGemini 3 Proほか多数のAIモデルを搭載。多様な専門職エージェント搭載による業務支援や教育、業種別新規事業開発にも対応する。

 AuthenticAIは今後もAIエージェントを単なる業務効率化の「道具」ではなく、組織再設計の一員と捉え、企業の本質的変革を支援していくとしている。

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