MLCベンチャーズが運用するファンド「MLCイノベーション1号投資事業有限責任組合」は、リニアモータを活用した都市型立体ロボット倉庫システムを提供するCuebusに出資したと発表。また、今回の出資に併せてMLCベンチャーズの親会社である三菱倉庫とCuebusが事業提携契約を締結した。
Cuebusは、リニアモータ駆動による都市型立体ロボット倉庫システム「CUEBUS」を軸に、拡大するEC需要に対応した次世代物流サービスを提供。同システムでは、フレームをジョイントし、縦・横に拡張するユニット構造形式により、都市部の狭い場所でも利用者のニーズや利用環境にあわせた設置と即時稼働を可能にしたという。
今回の業務提携を通じて、三菱倉庫グループでは、保有するアセットや物流ノウハウを活用し、Cuebusと次世代物流倉庫の構築や物流業界の課題解決を目指すとのこと。また、物流分野におけるCuebusの事業開発を中心とした事業成長を支援していくとしている。