クラウドワークスは、「AI教師データ作成代行サービス」を開始すると発表した。
約500万人のユーザーを抱えるクラウドソーシング「CrowdWorks.jp」のワーカーを活用し、同社のビジネスコンサルティンググループ所属社員が、AIシステム開発に必要なAI教師データの作成(業務の要件定義から、仕事依頼書の作成、発注ワーカー選定、検収作業まで)を一括代行するという。
教師データは、正確かつ大量なデータが必要となる。情報処理推進機構(IPA)が発表した『AI白書2023』によれば、47%の企業が「データの整備が課題となってAI開発を中止した」と回答しているという。
同施策を通じてクラウドワークスは、AI開発企業の抱える教師データ作成に関する課題解決、ワーカーに対する仕事の流通増加、企業のAIシステム開発強化に貢献していくと述べている。
「AI教師データ作成代行サービス」について
「AI教師データ作成代行サービス」は、同社のビジネスコンサルティンググループ所属社員が、CrowdWorks.jp登録ワーカーへのAI教師データ作成案件発注を代行するサービス。業務の要件定義から、仕事依頼書の作成、発注ワーカー選定、検収作業までを一括代行するとしている。