ドリーム・アーツは、セゾン自動車火災保険が大企業向け業務デジタル化クラウド「SmartDB(スマートデービー)」を導入し、全社の業務プロセスの根本的な見直しを開始したことを発表した。
デジタルの民主化プロジェクト
2023年1月よりSmartDBを導入し、7月から全社で利用を開始し、既存システムからのアプリ移行は2024年1月に完了。 並行して、「デジタルの民主化(※現場部門(非IT部門)が自らデジタルを活用し、全社のデジタル化を加速させること)」を普及し、現場部門自らによる業務改善を実現するための環境づくりを進めたという。
プロジェクトでは、各部のプロジェクトメンバーへの研修に加え、部課長職向け研修を実施。 本研修の目的は、デジタルの活用により働き方がどのように変わるのかの理解と、部課長がSmartDBの活用を推進することによる社内の業務改善、品質向上の加速にあるという。 あわせて、各部におけるプロジェクトへの理解促進、プロジェクトメンバーのバックアップ体制の構築を目指すことも目的の1つだとした。
ツールの使い方やアプリ開発の体験に加え、参加者同士の発散型のディスカッションを通じて、実際の業務に活かすイメージを形成することを重視した研修プログラムになっている。 研修後は、各部門に学んだ内容を持ち帰り、プロジェクトメンバーと一緒に業務アプリケーション開発を推進するなどデジタルの民主化の浸透が進んでいるという。
部課長向け研修の狙いと内容
次図のとおり。