意思疎通を可能にする共通言語を持つ
ここでポイントになるのが「どうやって、データ人材に分析要件を伝えるのか」です。これはすなわち「ビジネス観点で“知りたい”ことを、どういう形で言語化するべきか」というお話でもあります。
例えば、「最近、客足が鈍っているな」と感じたとします。この時に、データ人材に対して「ここのところ、客足が鈍っている気がするので、分析してみてよ」と伝えるのは、丸投げに等しい行為です。こういうふんわりとした依頼を受けて、分析設計を行おうとすると、データ人材は以下のような項目について自分で検討する必要がでてきてしまい、まさに丸投げされた状態になるのです。