センコーは、同社の印西・浦和エリアにて、スポットワーカーを中心とした物流センター運営の実現に向けて、タイミーと実証実験を行うことに合意した。
同実証実験では、日本全体が抱える「人手不足」の解消と労働者側の「働きたい時に働ける」という環境づくり、働き方の多様化の実現に向けた取り組みへのチャレンジだという。
センコーの物流センターでは、煩雑な物流作業をDX化の推進およびロボティクス技術などによる標準化を図り労働環境を整え、タイミーのスキマバイトサービスを活用しマッチングされたスポットワーカーを中心に、物流センター運営を行うというスキーム。
2030年問題を見据え、人手不足の課題解決の一環として、若年層や女性などの多様な人材の活用・育成を重点項目に置き、持続可能な物流センターの構築を目指すとしている。
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