AI insideは、「カスタマイズSLM」の構築・運用サービスを、エンタープライズ市場向けに提供開始した。
同サービスは、日本語のドキュメント処理に特化した473億パラメータのAI inside独自開発LLM「PolySphere-2(ポリスフィア・ツー)」に、企業保有データの学習・ファインチューニングを行うことでカスタマイズSLMを構築し、個々の企業の組織や業務に特化したAI基盤を提供するもの。
また、同社が開発したエッジコンピュータ「AI inside Cube Pro」によるオンプレミス環境で提供するため、個人情報などの機密・機微情報を扱う業務であっても、機密性やプライバシーに配慮したAI活用を実現するとのことだ。
【関連記事】
・8割の企業が地政学リスクマネジメントを重要と認識、7割が対策を実施──PwC Japanグループ調査
・日本IBM、企業のAI本格導入を支援するフレームワーク「デジタル変革のためのAIソリューション」発表
・AGC、自社の生成AI活用環境「ChatAGC」にRAGで社内データを連携、従業員の生産性向上を図る