エコノミクスデザインは、インテージと業務提携契約を締結し、新たなプライシングソリューション「BDMオークション」の提供を開始すると発表した。
BDMオークションとは、ノーベル経済学賞を受賞したVickreyのオークション理論に基づいた、精度の高い価格調査手法。オークション形式の調査を通じて、参加者に実際にお金を使う決断を求めることで、仮想環境下でも正確に消費者の支払意思額(WTP)を測定できるという。
これまで調査環境での実施が難しいとされていたこの手法を、EDIの研究知見や技術開発要素とインテージの調査知見を組み合わせることで、マーケティングリサーチ手法として実用化。BDMオークションを用いることで精度の高いWTPの測定を実現し、さらに調査結果とインテージのデータ基盤を利用したより高度な売上・利益予測が可能となるという。
両社はまず、日用雑貨・化粧品業界向けに提供し、今後幅広い業界への展開も検討するとのことだ。
【関連記事】
・PIVOT、顧客のニーズをスピーディに調査 「Quick Interview by PIVOT」提供
・ジーニー、AI搭載のカスタマーデータ分析ツール「GENIEE CDP」を提供 顧客体験の向上を支援
・生成AI駆動型デジタルマーケティングでAIドリブンカンパニー化を支援する「AI HYVE」が創業