フリーは、同社が提供する販売管理サービス「freee販売」の原価推移レポート機能をアップデートし、原価推移レポートと案件詳細画面で予算の数値を表示できるようにした。

今回のアップデートにより、データが分散しがちな予算情報と実績・帳票情報の一元化を実現。案件粗利予実にかかる集計の手間や、グラフ作成の手間を省き、意思決定に必要な情報をリアルタイムに表示する。
利用者は、案件進捗中に赤字を早期発見して追加発注を依頼したり、増加する人件費を次回見積もり金額の売値に転換したりと、事業全体での赤字対策を講じることができる。また、合計の実績値をクリックすると該当の元データ・帳票の詳細が表示されるため、赤字の要因や目標値との乖離要因を精緻に特定することが可能となる。
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