ソニーグループ(以下、ソニー)、バンダイナムコホールディングス(以下、BNHD)、Gaudiyは、エンターテインメントとテクノロジー領域における戦略的パートナーシップを開始した。

同協業で3社は、次の5つの重点テーマに取り組む。
- グローバル:ソニー傘下のCrunchyroll、Gaudiy傘下のMyAnimeList、そしてBNHDによるIPを活用した商品・サービスのワールドワイド展開の取り組みを連携させ、IPの海外展開を加速させる。
- IP創出・次世代クリエイターの育成:IP創出の土壌をさらに豊かにし、継続的な創出を促進するため、次世代クリエイターの発掘・育成に積極的に取り組む。
- データ利活用:各社が保有するデータアセットを連携させることで、エンターテインメント領域におけるデータ活用を深化。分断されがちなファンデータを相互に連携・接続し、分析・活用を強化する。
- ブロックチェーン:ソニーが開発するパブリックブロックチェーン「Soneium(ソニューム)」や、Gaudiyが実証研究するトークノミクス設計・オークション設計の知見などを活用し、クリエイターが正当に報われる還元の仕組みを実現する。
- 生成AI:BNHDとGaudiyは、生成AI技術の研究開発・活用を推進し、新たなエンターテインメント体験の創出を目指す。公式ガンプラコミュニティ「ビルダーズノート」で画像生成AI技術を活用したファン体験を提供するなど、具体的な取り組みを始めている。
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