今回は“Anticipation”「予見」をテーマにデザインを募集。世界73か国から1,232作品の応募が寄せされたという。世界中で活躍する著名な審査員とメンターが集結し、直接議論を交わしながら選考を行うかたちで全応募作品の中から40作品にまで絞り込み、その後4組のメンターが各4作品ずつ、プロトタイプ制作候補を挙げ、審査員に推薦理由についてプレゼンテーションを行った。
最終的にプロトタイプ化される4作品は、各メンターが自身で推薦した作品のクリエイターとのセッションを通じて決定するとしている。
入賞12作品の内、4作品の入賞者は担当のメンターからアドバイスを受けながらプロトタイプを制作していく。これらのプロトタイプ4作品は、他8点の入賞作品のパネルと共に、2016年4月にイタリア・ミラノで開催される「ミラノデザインウィーク 2016」のLEXUS会場にて展示され、受賞者には、自身の作品についてのプレゼンテーションを行う機会が提供される。
また、会場での最終審査を経てプロトタイプ4作品の中から「LEXUS DESIGN AWARD 2016」の頂点となるグランプリ1作品が決定される。
審査員総評として次のようなコメントが発表されている。
「第4回を迎えた「LEXUS DESIGN AWARD」には、“Anticipation“というテーマのもと、まだ定義されていない何か新しいもの、これから起こりうることに挑戦するアイデアが多く集まった。誰にも予測できないことに向き合った作品たちは、どれもデザイナーの情熱が伝わるチャレンジングな提案であり、たいへん興味深く、新たな驚きをもたらしてくれた。」