目指すべき企業価値向上のためのROIC経営
2014年に経済産業省による伊藤レポートが発行され、国内の上場企業はROE8%以上を目指すようになってきています。あれから12年が経ち、ROE経営は多くの企業に浸透してきました。その一方で、ROE経営の場合、実務に落とし込むことが難しかったり、財務レバレッジだけでもROEを上げることができたりするという課題がありました。
そのような中、今回取り上げた森永製菓や前回取り上げた明治ホールディングスのように、日本企業においてROIC経営を活用する企業が増えてきています。ROICは、ROEとは異なり財務レバレッジで上げることはできません。また、実務に落とし込めるというメリットもあります。ただし、「計算がやや複雑」「必ずしもわかりやすい概念ではない」といった課題もあります。
