SHOEISHA iD

※旧SEメンバーシップ会員の方は、同じ登録情報(メールアドレス&パスワード)でログインいただけます

おすすめのイベント

Biz/Zineインサイト (AD)

セキュリティは「成長の土台」。KnowBe4 CEOに聞く、AIエージェント活用の成功条件

  • Facebook
  • X

セキュリティはコストではなく「成長の土台」

──セキュリティ管理は「収益に直結しないコスト」と見なされがちです。この認識についてどうお考えですか。

パルマ:その見方こそが、むしろ企業の成長を阻害する可能性があります。近年、日本でもランサムウェアによる大規模被害が相次ぎ、財務面・レピュテーション(社会的信用)面で甚大な損失が発生しています。こうした事態になれば、売上への悪影響も避けられません。セキュリティ投資を軽視することは、結果として事業リスクを増幅させてしまうのです。

──セキュリティを「コスト」ではなく「成長の土台」と捉え直すべきだということですね。

パルマ:その通りです。強固なセキュリティ基盤があってこそ、企業はより迅速かつ柔軟に動き、リスクを取って新たな挑戦ができるのです。

AIエージェント導入で問われる「目的・設計・ガバナンス」

──AIエージェントを導入する際、企業は何を重視すべきでしょうか。

パルマ:まずは「どこで、どのように活用するのか」という設計が欠かせません。AIエージェントを外部インターネットに接続するのか、顧客接点で活用するのか。その判断一つで、リスクも創出される価値も大きく変わります。したがって、ガバナンスの整備は必須です。AIエージェントが脆弱性とならないよう、リスクを最小化する仕組みが求められます。

──経営層が検討すべき具体的なポイントを教えてください。

パルマ:大きく3つの論点があります。 1つ目は「なぜ使うのか(目的)」。目的が曖昧であれば、期待した成果にはつながりません。 2つ目が「どのように展開するのか(設計)」。AIエージェントが社内外でどう動き、どの業務プロセスに介入するのか、詳細な設計が必要です。 3つ目が「どのように統制するのか(ガバナンス)」。AIエージェントを企業の資産として機能させ、弱点ではなく強みに変えるための仕組みづくりが不可欠です。

──最後に、KnowBe4は企業のAIエージェント活用をどう支援しますか。

パルマ:私たちは、AIエージェントが攻撃対象領域(アタックサーフェス)を広げる要因にならないよう、ガバナンス体制の整備を積極的に支援しています。私たち自身も自社でAIエージェントを積極活用しており、その知見も活かしながら、企業がAIエージェントを安心して使いこなし、“弱点ではなく強み”として活かせる環境づくりを後押しします。

【社員のセキュリティ意識を高めたい企業様へ】

サイバーセキュリティ戦略における「人」の防御力を高めませんか?

サイバーセキュリティトレーニングとヒューマンリスクマネジメント機能を統合した「KnowBe4 HRM+ プラットフォーム」は、社員一人ひとりの意識改革と行動変容を促進します。

本記事でKnowBe4に興味を持たれた方は、公式サイトからお問い合わせください。

この記事は参考になりましたか?

  • Facebook
  • X
関連リンク
Biz/Zineインサイト連載記事一覧

もっと読む

この記事の著者

雨宮 進(アメミヤ ススム)

※プロフィールは、執筆時点、または直近の記事の寄稿時点での内容です

提供:KnowBe4 Japan合同会社

【AD】本記事の内容は記事掲載開始時点のものです 企画・制作 株式会社翔泳社

この記事は参考になりましたか?

この記事をシェア

  • Facebook
  • X

Special Contents

PR

Job Board

PR

おすすめ

新規会員登録無料のご案内

  • ・全ての過去記事が閲覧できます
  • ・会員限定メルマガを受信できます

メールバックナンバー

アクセスランキング

アクセスランキング