「IoTビジネスパッケージ」は、顧客企業のIoTサービスの開発からアプリケーション設計・開発、プラットフォーム提供までをパッケージにしてサポートするサービスだという。
センサーやデバイスも顧客のニーズに合わせて選定し、サーバ開発や端末制御パッケージと組み合わせた提供も行う予定だ。開発から実証実験、サービス提供までのコスト・期間の大幅な削減を実現し、独自のIoTサービス開発を検討している企業や地方自治体などへの提供を見込んでいる。
「IoTビジネスパッケージ」の各機能を制御するインターフェースには、業界別の専用端末プラットフォームである、「Tablet Home Contents Platform(THCP)」を利用。コンシューマ向け(BtoC)、業務向け(BtoB)の双方に対応するため、セミオーダーしたアプリケーションを必要に応じてタブレット端末などにインストールし提供する。
パッケージ提供するプラットフォームに対し在庫管理、音声認識など必要な機能を追加していくことで、顧客の業種に合った業界専用端末を開発。端末は専用端末としてOSからカスタムが可能なため、遠隔の操作や盗難対策にも対応している。
また、タブレット端末の他にも、Windowsアプリケーションやウエアラブル端末への対応ができる。例えば、専用端末を活用することで、メーカーの製品保守において、製品に劣化を検知し故障前に部品交換するなどして、業務の効率化やコストダウンを実現するとしている。
このパッケージは、2月16日(火)に名古屋で開催される「IoT WorldConference & Expo2016ー名古屋」へ出展を予定している。